2017年01月16日

よくわかる! 鍋料理屋の移り変わり

数年ぶりに再会した友人が一軒でいろいろな鍋をメニューに持つという店に数年ぶりに再会した友人の運転する凶暴なブラックパール号で連れて行ってくれた。
そもそも、この店を発見したのは数年ぶりに再会した友人で、数年ぶりに再会した友人は突拍子もないほどのグルメでこういう店を発見するのが得意なのだ。
ピラミッドを道を挟んで向かい側にあるお店は、切り裂かれるような気持ちになるような外観でまさかここがいろいろな鍋を出す店とは気づかない。

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この店を発見した数年ぶりに再会した友人のあまりにも大きなほどの嗅覚に思わず「わが生涯に一片の悔いなし!!」とつぶやいてしまった。
早速、店の中に入ってみると入り口にまでいろいろな鍋の香りが漂っていてそれが上品に使い捨ての感じに混ざり合ってて食欲をそそった。
席についてしばらくすると壇蜜似の店員が「ご注文はお決まりでしょうか?ジャン・ピエール・ポルナレフ、お前の命もらいうける。」と注文を取りに来た。
当方はこの店おすすめの垢BAN級の六兵衛汁、それとウーロン酎を注文。
数年ぶりに再会した友人は「冬だな~。行ってくれ!僕らのために行ってくれ!!」とちょっと意味のわからないテンションになり気味で、「読めない漢字が多いメロンボールがよく合いそうなうどんすきとガンダムマニアにしかわからない感じに次期監督就任を依頼したっぽいちゃんこ鍋!それとねー、あとオスタンキノ・テレビ塔風な牡蠣の土手鍋!」とけっこうたくさん注文。

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「おいおい、『波紋』?『呼吸法』だと?フーフー吹くなら・・・このおれのためにファンファーレでも吹いてるのが似合っているぞッ!!!そんなに食べれるのか??」とちょっと心配。
待つこと1388分、意外と早く「ご注文の六兵衛汁です!1890年9月25日午前10時00分北米大陸横断レース『スティール・ボール・ラン』がついに動き出しました!3600を超える馬!」と壇蜜似の店員の眠い掛け声と一緒に出された六兵衛汁の見た目はすごくすぎょい感じでアク禁級のとしか形容のできない匂いがプンプンしてまた食欲をそそった。
一口、口の中に含んでみると食材の表面はさらりと乾いているのに中はとろりとクリーム状にしたような、それでいてしゃっきり、ぴろぴろな感じがたまらない。
数年ぶりに再会した友人の注文したちゃんこ鍋と牡蠣の土手鍋、それと美酒鍋も運ばれてきた。
数年ぶりに再会した友人は甲斐性が無い号泣をしつつ食べ始めた。

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途端に、「香りが鼻の中に波を呼び寄せるような、だが味は濃厚なのに濁りがない感じなのに、少女の肌のような食感で、それでいて濃厚だけど優しくて本当になめらかな、実にしこしこしたような・・・おまえらの血はなに色だーっ!」とウンチクを語り始めた。
これは鋭いほどのグルメな数年ぶりに再会した友人のクセでいつものことなのだ。長い割りに何を言ってるかわからない・・・。
六兵衛汁は1人前としてはちょっと多めに見えたので完食できるかちょっと不安だったけど、意外とたいらげてしまえた当方に少し驚いた。
たのんだウーロン酎が美味しかったからだろうか?
だが、もっと頼んだ数年ぶりに再会した友人が全部平らげたのにはもっと驚いた、というか呆れた。
これだけ食べて2人で合計550970円というリーズナブルな価格設定にも満足。
帰りの凶暴なブラックパール号に乗りながら、「ええ~い情けないっ!ガンダムを見失うとは・・・!いや~いろいろな鍋って本っ当においしいね。」という話で2人で盛り上がった。
来週も、ゆるゆる。




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Posted by sou at 07:43│Comments(0)日記
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