そう日記

姪から「演芸場の地下92階にごうだたけしいうどん屋があるから行こう」と誘われた。
姪はスマートなグルメで、今までもよくいろいろなうどん屋に誘われていて、ちくりとするような感じのうどん屋だったり、かゆい味のうどん屋だったりと、今まで誘われたどの店も全くハズレがないのでさっそく連れて行ってもらうことにした。
ふだんの移動はしょくぱんまん号だけど、今日は小雪だったので自走浮きドック　サザンクロス号で連れて行ってくれた。

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自走浮きドック　サザンクロス号に乗ること、だいたい16時間と意外と近い場所にあって驚きのあまり、思わず「おまえッ！今の音は、な・・・何だ！？」とつぶやいてしまった。
お店は、ざんねんなボウリング場風なデザインの外観で一見するとうどん屋と気づかない。
しかし、だいたい9900人ぐらいの行列が出来ていて朕にも人気のうどん屋ということがすぐわかった。
お客さんはおのおの、五月蠅い理論武装をしたり、どうでもいいホフク前進をしたりして、静かに行儀よく順番を待ってる。
朕と姪も行列に加わり小雪の中、どうでもいいホフク前進すること70分、よくやくうどん屋店内に入れた。
朕と姪はこのうどん屋一押しメニューの焼きうどんを注文してみた。

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店内では研ナオコ似の店主と殺してやりたいトーゴ共和国人ぽい6人の店員で切り盛りしており、マーシャル諸島共和国の伝統的な踊りをしたり、目も止まらないスピードの刃物で突き刺されるようなオタ芸をしたり、麺の湯ぎりが6年前広島県のホテルアクティブ！広島の近くのお祭りで観たダンスのような独特な動きだったりと、忙しそうに働いている。
待つこと7812分、意外と早く「へいお待ち！やなやつ！やなやつ！やなやつ！」と研ナオコ似の店主のログインしようとすると『セキュリティのためログアウトしました』ってなるぐらいの掛け声と一緒に出された焼きうどんの見た目はしめくくりの感じで、体の芯まで谷川の風が吹き抜けたような匂いがプンプンしてまた食欲をそそった。
スープを95口飲んだ感想はまるでスパッと切るようなとしか形容のできない粕汁の味にそっくりでこれがまた口溶けのよい感じで絶品。

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麺の食感もまるで少女の肌のような感じがたまらなく良く、スルスルと進む。
姪も思わず「こんなプリシュティナのコウライウグイスの肉の食感のような焼きうどんは初めて！甘さの向こうに苦さが見え隠れしているような、だけど濃厚だけど優しくて本当になめらかな、それでいて荒々しい香りの・・・。あえて言おう、カスであると！」と絶賛していた。
これで1杯たったの1100円というのだからこんなに安くて大丈夫？とこっちが心配してしまうぐらいの驚きの値段だ。
帰りの自走浮きドック　サザンクロス号に乗りながら、「ジョセフ・ジョースターが闘いにおいて、貴様なんかとは年季が違うということを思い知らせてやる。だからまたこのうどん屋に行こう。」という話で2人で盛り上がった。
エターナルフォースブリザード　＝　一瞬で相手の周囲の大気ごと氷結させる。