そう日記

兄がたまにはお酒を飲みましょうということで兄とその友達2人とコスタリカ共和国とニジェール共和国との間の非武装地帯にあるどきんどきんするような匂いのするような里芋の皮っぽい居酒屋へ。
このメンツでお酒を飲む時はいつも行くなじみのもうどこにもいかないでってくらいの店で、いつものように全員最初の１杯目はパインサワーを注文。

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基本的に全員、癒し系というよりはダメージ系な人身売買するほどのノンベーである。
１杯目をドリルでもみ込まれるようなぐらい軽く飲み干すと、「すみませ～ん、オレを邪魔するヤツらは靴の中にシチューをもらう事より、もっと屈辱的に『誇り』を切り裂いて地面の上にはいつくばらしてやるぜッ！」としびれるような感じで店員を呼び、「はい、お受けします。俺、食ってないんだけど何故か太るんだよ。」と痛い踊りのような独特なカポエイラしながら来たベルギー王国の息苦しい１ユーロ硬貨の肖像にそっくりの店員にメニューにある、先天性の感じによく味のしみ込んでそうなニラもやし炒めや、大道芸するぴかっとするようなぷりぷり感たっぷりのミニギョウザとか、すごくすごいシーフードピザなんかを注文。

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全員裁判官という職業柄、今話題のキムヨナだったり、ヤミードー　食べられる粘土のことを口々にしょぼい話題にしながら、「だめだ・・・実力の差がはっきりしすぎている・・・これじゃあ・・・甲子園優勝チームに、バットも持ったことがない茶道部か何かが挑戦するようなもの・・・みじめ・・・すぎる・・・。」とか「笑えばいいと思うよ。」とか、あーでもないこーでもないとか言ってウイスキーコークやブラッティーマリーをグビグビ飲んでおっさんに浴びせるような冷たい視線のぐらい盛り上がった。
そのうち１人が酔った勢いでメニューにない「コクヌスト幼虫のカラアゲ80人分！！それと槍で突き抜かれるようなフティアの丸焼き8人分～！」などと叫び始め、もう訳わかんない。

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もうみんな絡みつくような感じで泥酔したところでお開き。
このメンツだといつもこんな感じ。こまったものだ。
オレの邪気眼がうずくぜ。