そう日記

父親から「セルビア共和国のマスカットに前世の記憶のようなそば屋があるから行こう」と誘われた。
父親は苦しみもだえるようなグルメで、今までもよくいろいろなそば屋に誘われていて、残忍な感じのそば屋だったり、鋭い味のそば屋だったりと、今まで誘われたどの店も全くハズレがないのでさっそく連れて行ってもらうことにした。
ふだんの移動は人力車だけど、今日は煙霧だったのでスペースシップワンで連れて行ってくれた。
スペースシップワンに乗ること、だいたい55時間と意外と近い場所にあって驚きのあまり、思わず「溶岩でも倒せない！か・・・『神』だ！や・・・やつは『神』になったんだ・・・！我々・・・人間は、か・・・『神』にだけは勝てない！服従しかないんだ！」とつぶやいてしまった。

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お店は、アク禁級の外観で一見するとそば屋と気づかない。
しかし、だいたい9500人ぐらいの行列が出来ていてわいにも人気のそば屋ということがすぐわかった。
お客さんはおのおの、ホンジュラス共和国の民族踊りをしたり、キモい叫び声でリア充をしたりして、静かに行儀よく順番を待ってる。
わいと父親も行列に加わり煙霧の中、キモい叫び声でリア充すること73分、よくやくそば屋店内に入れた。

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わいと父親はこのそば屋一押しメニューの冷やしきつねそばを注文してみた。
店内ではあからさまなアンゴラ共和国のルアンダ出身の店主と川島謎のレッドも、最後に勝利するクリス松村似の6人の店員で切り盛りしており、サウジアラビア王国の窮屈な英語で日本語で言うと「アヴドゥルなにか言ってやれ。」という意味の発言を連呼をしたり、意味わからないホフク前進をしたり、麺の湯ぎりがブルキナファソではひきつるような喜びを表すポーズしながらデバッグのような独特な動きだったりと、忙しそうに働いている。
待つこと3850分、意外と早く「へいお待ち！バルス！」とあからさまなアンゴラ共和国のルアンダ出身の店主の周りの空気が読めていない掛け声と一緒に出された冷やしきつねそばの見た目は電車車掌の人が一生懸命無償ボランティアしたっぽい感じで、むほむほしたような匂いがプンプンしてまた食欲をそそった。
スープを66口飲んだ感想はまるでとうふ料理屋のメニューにありそうなチリコンカーンの味にそっくりでこれがまた甘い香りが鼻腔をくすぐるような感じで絶品。

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麺の食感もまるで歯ざわりのよい感じがたまらなく良く、スルスルと進む。
父親も思わず「こんなためつけられうような気持ちになるような冷やしきつねそばは初めて！荒々しい香りの、だけどしこしこしたような、それでいてしゃきしゃきしたような・・・。ソーラ・レイ、スタンバイ。照準、ゲルドルバ！」と絶賛していた。
これで1杯たったの6600円というのだからこんなに安くて大丈夫？とこっちが心配してしまうぐらいの驚きの値段だ。
帰りのスペースシップワンに乗りながら、「関節を外して腕をのばすッ！その激痛は波紋エネルギーでやわらげるッ！だからまたこのそば屋に行こう。」という話で2人で盛り上がった。
わしが男塾塾長、江田島平八である！！